外部と完全に寸断されたネットワーク内でのSUSサーバ

サーバ1台&クライアント1台の実験的環境下の狭範囲でのSUSなんですがね……。
で、前回までのあらすじ。(謎)

板っちはSUSサーバの同期をオフラインで行おうとしていた。

いや、まぁ考えることは一つで、必要なファイルをそのまま持ってきちまおうとしてるわけですが。
その方法や必要なファイルは何か等、色々調べてみましたら私がやろうとしていることそのままなページがありました。
以下引用。(若干改変)

高度なセキュリティを保つために、外部と完全に切り離されているネットワーク間でも、
以下のようにすることでSUSサーバの情報を複製することができます。
複製先のサーバは、IIS 5.0が稼働していることが必要です。
複製は、ファイルを手動で複製することで行ないます。


(1) 配布元サーバの/(トップディレクトリ)直下にある以下の3つのファイルを、
  複製先WebサーバのSUS用Webサイトのトップディレクトリに複製します。

  • Aucatalog.cab
  • Aurtf.cab
  • approveditems.txt

(2) 配布元サーバの/Content/cabs以下にあるすべてのファイルおよびフォルダを、
  任意のフォルダ(例えばc:\SUS\content\cabs)に複製します。


(3) (2)で複製したフォルダに対して、/contentでアクセスが可能なように、仮想フォルダを設定します。


複製自体に必要な設定はこれだけです。
要は、上記ファイルについて、複製元のSUSサーバと同じURLで同じ設定でアクセスできるようにすればOKということです。
この機能により、リムーバブルメディアなどを使った複製によるSUSサーバ間の複製が実現しますので、
物理的に切り離されているネットワーク間でも複製を行なうことが可能になります。


http://www.monyo.com/technical/windows/SUS10/#zu23

幸運にも社内のSUSサーバにアクセス出来る環境下にあるので、
早速先輩に事情を説明して必要なファイルをローカルディスクにコピーする。
/content/cabs内のhotfix群が700MBオーバの大容量となりまして、1枚のCD-ROMに収まりきらなかったので2枚に分けて焼く。
あとは、目的のサーバにまったく同じ構成でコピーするだけ。
これでSUSサーバの構成のコピーは出来たわけですが、肝心の「同期」はまだできていません。
で、SUSAdminにAdministrator権限でアクセスし、オプション設定を行う。
「コンテンツを同期するサーバーを選択します」欄で、同期するサーバを自分自身に設定するのだ。
こうして自分で自分に同期をして(笑)、無事にhotfixの配布許可を与えることが出来るまでに至りました。
さて、後はGPOの設定をして正常に配布されるかどうか確認するだけですな。
……。
全然自動更新してくれないんですが……、どう設定したものか。
そして昼時に書くなよ……。


http://www.monyo.com/technical/windows/SUS10/