Microsoft、ネット経由の製品アクティべーションを中止へ

3週間前の記事ですが。(笑)
ライセンス盗難や不正販売の抑止のために、インターネット経由によるオンラインアクティベーションを中止にするとかしないとか。
パソコンで既にWindowsXPを使っている方は問題ないのですが、
OSを再インストールしたり、自分でPC組み立ててOSを入れたりする際に面倒なことになってきますなぁ。
ネット経由が廃止されると、必然的に電話でのアクティベーションとなるわけですが、正直どんなものか私はわかりませんでした。
なので、これを機に会社で検証と称して体験してみることに。
以下、電話応対内容のメモ書き的な流れを陳述。
ま、電話の相手は機械で、音声ガイダンスにしたがって必要な情報をプッシュする形なんですが。
電話前後の作業説明は省きます。(参考サイト参照

WindowsXPのライセンスを電話で取得してみた(数字は電話のプッシュ番号)

  1. トーン回線云々の話。

  2. 言語選択
    日本語→1 英語→2

  3. 製品選択
    Office関連→1 XP,2003Server等→2 ボリュームライセンスキー→3

  4. 説明云々
    次へ→1 もう一度→2

  5. A〜Gの7つに区分けされた6桁の数字、計42桁を入力。

  6. ガイダンスで42桁の確認IDが発行。
    その際6桁ずつに確認アナウンス有り。
    次の数字へ→1 もう一度聞く→2

  7. 最後のブロックの数字を入力し終えると確認。
    次へ→1 もう一度聞く→2

  8. 完了

結論、手間かかりすぎ。
ただの認証済ませるのに約6分もかかってしまった。
オンライン認証ならものの3秒で終わるというのに……。
個人宅で1台だけ設定するのならまだしも、企業で大量インストールする場合とかとてもじゃないけどやってられないんじゃなかろうか。
プレインストールされているOS分に関しては認証作業が必要ないとのことだが、
残念ながらウチはGhost使ってPCをセットアップしているためその範疇に入らない。
あぁそうさ、Microsoftに問い合わせたらGhost使用時はネット経由認証は駄目だって言われたさ。
(リカバリディスクなら良いとかそんな話があったかな……)
つまり、もし本当にネット経由認証が廃止されたら、ウチではセットアップする度に余計な6分を費やさねばらなら無いということか!!
たかが6分、されど6分。
ちなみにこの6分は何のトラブルも無くスムーズに認証作業が終了した場合のものなので、最低6分かかると認識したほうがいいかも。
トラブった場合はオペレータとやり取りしたりもするので、かなり時間かかるかと。
やってられない……。

「違法に売買されるOEMプロダクトキーの流通量を減らすために、Microsoftはインターネット経由でこうしたプロダクトキーのアクティべーション手続きを行う機能を無効にする」とこのメモには記されている。「無効にされたキーの一覧に載っているプロダクトキーを使って、ユーザーや再販業者がアクティべーションの手続きを行おうとした場合、ウィザードが表示されMicrosoftに電話するよう指示してくる。Microsoftのカスタマーサポートに電話すれば、スタッフがそれ以降の手続きに力を貸すことも可能だ」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/25/news075.html

偽物つかまされた後に色々対処してもらってもなぁ、結局違法販売業者が売った後だから向こうは利益は出てるジャン。
後手後手だよ。
本当に抑止力になってるのか疑問。

「違法コピー販売業者は、利用していたプロダクトキーが使いものにならくなったことに、すぐに気が付くだろう。彼らには顧客から苦情が来ることになる」(Beeman)
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20081027,00.htm

そもそも違法販売業者が正確な連絡先を顧客に教えるか?と疑問。
足がつくようなことをするそんなお間抜けな業者は少ないんじゃなかろうか。
いや、実際違法販売業者がどんな感じかさっぱり想像がつきませんが、
私がそういうことするんだったら(ぇ)まず間違いなく詐称します……。
よって苦情も言えませんし、苦情が行くならMicrosoftだろ。(笑)
職場で「Micorsoftは儲かってんだから今更そんなん良いじゃん、けち臭い」とか話してたのは内緒です。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;880501