連休中に買った本

正月だからと言うわけではないが、漫画読んでた。……いや、正月に限らずいつものことなんだけどね。この連休中は結構暇してたので思い切って前から読みたかった漫画に手を染めてみた。あと、フィーリングでも何冊か買ってみた。


確か以前に王様のブランチで取り上げられていたことがあったような気がする、イキガミ。それ以前にR25でも取り上げられていた気もする、イキガミ。評判も上々なようで、今更ここで紹介するまでも無い漫画なので内容は割愛。そして今まで買わなかったことに後悔。既に発売されている3巻まで買ったけど、2巻に収録されている第4エピソードが一番良かったかな。逝き紙と赤紙を重ね、最後の別れを告げるシーン。あそこはちょっと泣ける。


http://www.youngsunday.com/rensai/comics/ikigami.html


書店でたまたま見つけた漫画。つーか帯から発せられる作者の悲痛な叫びに惹かれて。

「助けてください!お願いします、助けてください!ぶっちゃけ風呂なしのアパートはもうイヤなんです。皆さん、買ってください、お願いします!」

ぶっちゃけここまで言って同情買って購入させるのもどうかと思うんだが、それに惹かれて買う私もどうかしてる。つーか、面白かったら自然と買われるだろ、つまりはつまらないんだろうな。とか思っていました、読むまで。うん、これはね、面白いよ。もっと評価されても良いはず。田舎の交番に赴任したロボ警官の悩める日常生活(?)を描いた漫画。下着ドロを捕まえたり銀行強盗を捕まえたりする中、自販機に恋をしたり酔った男女をラブホテルに連れてったりと面白行動にでるお茶目なロボット、その名はモンジュ*1。今後の彼の成長と行動に目が離せないぜ。
あ、ちなみに作者の風呂なしアパートは脱却できたようで。


http://www.geocities.jp/msita_45/


タイトルだけは知っていたけど機会がなかったために今まで買っていなかったが、今回購入。別に何かに対してヤケになっているってワケじゃないが。タイトルどおり、死体宅配のお話。主人公達は仏教大学出身or在校で、イタコやダウジングエンバーミング等の特技を用いて、死体の要望を聞いて目的を果たす。そしてストーリーが良く出来ている。当然死体が出てくるのでホラー染みた展開になるわけだけど、別にそんなに怖くはなく、むしろグロいというか……。まだ3巻までしか買ってないので続きを今度買わなくては。つーか今月最新の6巻が出るそうな。


勝手に手が伸びて買った本。魔界で学園生活を送る佐藤一郎を軸としたギャグ漫画。そしてその一郎がひたすら真顔なのがまた凄い。自分の父親の上半身が吹っ飛ぼうが*2、転校祝いにクラスメイトから臓器渡されようが、真顔。そのテンポ素敵です。魔界での学園生活ってのはなんかありがちな感じがするけど、一郎のおかげでそれも気にならず普通に楽しめる。


4コマ漫画。あずまんが大王に似てるって言われたから買ってみたけど、別にそうでもなく。芸術科専攻の高校生がいろいろやるほのぼのギャグ。つーか、描き込み具合が尋常じゃないんですけど。あとカラーページも多く、そこを使ってカラーの説明とかしてる。画材の説明もしてる。絵描きではない自分としては要らん知識が身につく訳ですがねwとりあえずナミコさん推奨。


買おう買おうと思っていていつも忘れていたが今回ようやく購入。掲示板にてちょっとだけ話題に出た看板娘さしおさえ。看板娘なら無敵の方だろうと思うのだが、それは掲示板でもいったお約束の前口上なのでなかったことにして、まぁとにかく質屋が舞台のほのぼの(?)4コマ漫画。姓は早潮(さしお)、名は小絵(さえ)、続けて読むとさしおさえ。それが看板娘の名前で、ひらがなフルネームで名札をつけているもんだから、娘が差し押さえられていると客が勘違いすることが多々。あとは行李に憑いていた幽霊も登場人物としてスパイスになっていて一緒に盛り上げてる。つーか、漫画のタイトルはさしおさえなのにインパクトから幽霊の方が主人公なんじゃないかと思ってしまうことが多々あるのだが……。


百合星人ナオコサンの影響でkashmirが描いたもうひとつの漫画に興味もって購入。したのはいいがまだ少ししか読んでなかったり。しかし、確実に分かることがひとつだけある。百合星人ナオコサンと同じ匂いがする……。


ネコにテルミン


今回買った中で断トツで面白かったのがコレ、美川べるの学園天国パラドキシア。その昔、私がアンソロジー本ばかり買っていたことがあっただが、その中の一冊、ギルティギアゼクスのアンソロジー本に強烈なギャグを描いていたのが美川べるのであったのを思い出した*3。今回たまたま見っけたので購入。つーか、本当は超空転神トランセイザーが欲しかったんだけどね。無かったからこっちを見つけたわけ。
まぁ内容はまったく怖くない心霊漫画なわけですが、登場人物のテンションが異様に高い。そしてレベルも高い。列車待つ間のホームで読みかけて、笑いに堪えきれずに危うく声を出すところだった。家に帰ってじっくり読んで、久しぶりに漫画で声出して笑ったぞw

*1:原子炉で動いているから?

*2:佐藤家は再生能力あるから吹っ飛ぼうが無問題

*3:といいつつよく覚えていないのだが