待ってられない未来がある

時をかける少女、ネットで好評判なのと興味があったので、思わず購入してしまった。限定版か通常版かで少し悩んだが、値段高いし、来月ドラマのだめのDVD-BOXも控えてるし、申し訳ないけど通常版で済ませることに。


いやぁ、面白いね、これ。


コメディな部分とSFな部分と甘酸っぱい青春な部分と、それぞれが織り成してこの映画を作り上げてるわけだけど、中でも個人的に印象的だったのが千昭が最後のタイムリープを使って時間を止めたシーン。真琴の前から姿を消すと千昭が宣言した時に、なんか胸に来るものがあった。真琴の自分勝手な都合だけにタイムリープを乱用したがために、大切な人が目の前から消えてしまうというなんともやりきれない気持ちが、こう、ね?そしてその後、実は後1回タイムリープが出来ることがわかり希望が見えて、ポジティブに前向きに千昭との別れへと持っていく流れもまた秀逸で。あとは最後、千昭の別れとそこを通り過ぎる自転車とそれ見て涙する真琴の描写は反則じゃー!その後の展開も反則じゃー!畜生。


久しぶりに良作を観た感じ。欲を言えば、前評判見ずに要らん知識ゼロで観るべきだった。Time waits for no one. ま、時間は戻らないんだけど。



パンでけぇよw