非常にもったいない映画〜少林少女
先週の土曜日にカンフーハッスルを実況民と一緒に実況しながら、そういえば少林少女が公開されたことを思い出す。今日が火曜日で109シネマズのシネマポイントデーだったのでそれを観てきた。
で、だ。いきなり本題。つまらんかった。
カンフーアクションものは結構好きなので楽しみにしていた自分も悪かったのだが、予想を超えるつまらなさに終盤眠りそうになった。特に仲村トオルとのバトルら辺とか。つーか、そこ行く過程に主人公の凛がラクロス部に入ってそれやってるんだけど、途中からラクロスが消えてバトルものに移ってしまったのが残念でならない*1。私が期待したのは「ラクロス」で「バトル」だったんだけどな。それが完全にバラバラなんだもん。中途半端なことこの上ない。面白かった、というかワクワクした点はラム・チーチョンとティン・カイマン*2が胴着着て参戦したシーンくらいか。
なんつーか、本当にいろいろもったいない映画。「ラクロスでバトル」をやらない以上、ラクロスをしたいのかバトルをしたいのかどっちかに絞るべきだったのではと感じる。あと、折角少林拳を習ったのにロクに最後ぐらいしか見せ場が無かったラクロス部員達や、密かに少林拳を廃れさせまいと生活の中でそれを使っている街の人達にもうちょっとスポットを当てて欲しかった。特に後者は、絶対凛のピンチに駆けつけると思ったんだけどな。駆けつけたのは前述した中華料理屋の二人だけだったのが残念。冒頭少しだけ出てきた少林拳の型をしながら応対する電気店主とか、木人が置いてある木材加工場の作業員とか、さりげなくてあれは良かった。絶対後半にそいつら出てくると思ったのにそれっきりだったのがもったいない。
えーと、地上波放送するまで観るのは待った方がいいと思いますよ。ちなみに、むしろ「少林老女」の方が気になったり。超B級テイストなんですけどw