S&Mシリーズ

森博嗣氏の代表作、犀川&萌シリーズの完結編をようやく読み終えました。
有限と微小のパン」です。
副題は「THE PARFECT OUTSIDER」。
そう、記念すべきS&Mシリーズの第一巻「すべてがFになる」の副題、
「THE PARFECT INSIDER」と対になってるんですよね。
ぶっちゃけた話、真賀田博士が登場します。


なんというか、面白かった…んでしょうか。
拍子抜け、って言ってもおかしくないんですが…。
あまりにもおそまつな最後だと思います。
もう少しこう…、なんというか…。(何を期待してるんだ自分は)
「すべてがFになる」の時のような背筋に何か来るような者は感じませんでしたな。
トリック途中でわかっちゃったし。(爆)
やっぱりS&Mシリーズで一番面白かったのは「すべてがFになる」ですよ、ええ。
んでもって、一番理系らしいと思います。(Fでピンとくる方は超理系)
あれはもう「騙された!!」の一言に尽きますからね。
それも気持ちがいい「騙された」。
犀川先生の言葉を借りれば「悪い気はしない」。(笑)


S&Mシリーズは終わってしまいましたが、
森氏の作品は別の形でまだまだあるようです。
今度はそっちを読んでみようかと…。


…。
あ、なにか忘れてると思ったら…。
レッドオクトーバー読むの忘れてる!!
しかも東京に置き去りだ…。
スマン、白河氏、読むのはまたの機会になりそーだ。