乱歩R

今回は「暗黒星」という話だそうで。
相変わらず原作知らないので、原作と比べてどこが良い悪いか評価できません。
で、今回のゲストは仲間由紀恵
乱歩Rでの彼女はシリアスな雰囲気を出して役を演じてました。
…本題。
いやぁ、こういう閉鎖空間で起こる連続殺人は良いのぉ。(何
古典的で。
いや、まぁ警察介入しちゃってますけど、それでも「館内」と場所を限定して事件が起こってますから。
誰でしたっけ…、綾辻行人だったかな…、こんなこと言ってたの。

「だから、一時期日本でもてはやされた“社会派”式リアリズム云々は、もうまっぴらなわけさ。1DKのマンションでOLが殺されて、靴底を擦り減らした刑事が、愛人だった上司を捕まえる。――やめてほしいね。汚職だの政界だの内幕だの、現代社会の歪みが生んだ悲劇だの、その辺も願い下げだ。ミステリにふさわしいのは、時代遅れと云われようが何だろうが、やはりね、名探偵、大邸宅、怪しげな住人たち、血みどろの惨劇、不可能犯罪、破天荒な大トリック……。絵空事で大いに結構。要はその世界の中で楽しめればいいのさ。但し、あくまで知的に、ね」
十角館の殺人より抜粋

まったくもってその通りだ!!
私が内田康夫読もうとして拒否反応起こしたのもその辺かもしれない。(浅見光彦のキャラは好きだけど
江戸川乱歩の作品を読んだ事がないので何とも言えませんが、ストーリーから私好みであると伺える…。
いつか絶対読もう。
おっとと、話逸れた。
今日は乱歩Rだ。
途中まで犯人は絶対長男の秀樹だと思ったのに、あっさり死んでしまって(´・ω・`)。
で、途中の事務所での金魚のやりとりでようやく誰が犯人かわかる。
金魚が入れ替わった時の岸辺一徳大滝秀治の反応が面白かったが。(笑)
今回も謎解きが出来て、なかなかに楽しめましたな。
まぁ、不可能犯罪とか、大掛かりなトリックとか、そういうのはありませんけど。
普通のドラマとしても面白いのでは?
…。
そういえば、劇中の明智の回想シーンで怪人二十面相の話がでてきましたが…。
大胆予想で雷道が怪人二十面相というのはどうか。(大胆すぎる