トップをねらえ2! Vol.1

トップをねらえ2! (1) [DVD]

トップをねらえ2! (1) [DVD]

往年の名作OVAトップをねらえ!」の続編として遂に「2」が登場。
福井裕佳梨と同じく、過去にスパロボOVAの変則流れでトップに触れたのですが、あれは良いものですよ。
で、本題。(以下激しくネタバレです)
全体的にテンポよく進んで気持ちよく見れました。
前半がゆったり、後半が加速とメリハリもあって面白かったです。

Aパート。
いきなり雪積もるド田舎からの展開。
どうやらパイロットを目指すために田舎から家出し、都会へ出向くご様子。
都会に出てダイナーでバイトを始めるも、皿・フライパン・冷蔵庫を割り、ほぼただ働き状態のドジなノノ。
冷蔵庫を割るのありえない。
今日も宇宙警備軍のオヤジたちに弄ばれるノノだが、度が過ぎて助けを求める有様。
そこへ颯爽と超・能力でノノを救出するラルク
ここでノノは初めてラルクと出会い、なおかつはじめて「お姉さま」と呼ぶ。
ノノはラルクパイロットになりたいと申し出るが「トップレス」ではないため断られる。
「努力と根性でカヴァー」との意気込みに「そんなのいらない」とあしらわれて意気消沈するノノ。
Bパート。
しょんぼりなノノの前に心配そうにやってくる宇宙警備軍のオヤジたち。
そこへ宇宙怪獣出現。
オヤジたちはマシン兵器で応戦するもまったく歯が立たず。
さらにマシン兵器の破片がノノに直撃……、のところで超・能力を使いノノを助けに現れるラルク
「ディスヌフ!来い!」の掛け声でバスターマシン登場。
でんでんでんでんでんでん……ぱっぱぱーぱっぱぱーぱぱぱぱー。(←例のバスターマシンのテーマ
まさか今作でもこのテーマが聴けるとは思わなかった。
田中公平万歳。
ラルクの「応戦しろ」との呼びかけで戦闘を開始するディスヌフ。
自律神経をお持ちなのでしょうかね。
しかし、ディスヌフの風貌がずんぐりむっくりではじめ登場したときは思わず吹き出してしまいました。
イマイチ動きが悪いディスヌフに郷を煮やしたラルクが遂に搭乗。
始めから乗れよと。
「行くぞディフヌス!!……フィジカルキャンセラー始動!!エキゾチックマニューバッ!!」
俄然動きが良くなるディスヌフ。
エーテルが光るおまけつき。
主に格闘で応戦、途中宇宙怪獣のビームを弾く場面あり。
イナーシャルキャンセラー?
そこへノノを心配して探しに来たダイナーの店長が、吹っ飛んできた宇宙怪獣の下敷きに。
店長を助けようと宇宙怪獣を持ち上げようとするノノ。
「ぬうぅぅぅぅおぉぉぉあぁぁぁぁっ!!」
Σ(゜Д゜)
流竜馬バリの無茶をこなし宇宙怪獣を持ち上げるノノに開いた口がふさがらない。
しかし持ち上げた宇宙怪獣はノノを捕らえたまま宇宙へと逃げる。
追うラルクとディスヌフ。
宇宙まで出るが、黒こげのノノを見て死んでしまっていると思い込んだラルクは宇宙怪獣にトドメをさそうとする。
下駄を片手に「バスタァァァァゲイタァァァァッ!!」。
しかしノノが生きていることに気づいていたディスヌフは攻撃を抑止。
ピコンッとノノのあほ毛が反応。
もしかして……生きてる!?(注:宇宙です)
「お姉さまが!うぬぅぅぅあぁぁぁ!!」
宇宙怪獣に絡まった服を剥ぎ取り、半裸になりながら雄たけびを上げるノノ。(注:生身です)
そして宇宙怪獣の腕上を胴体に向かってダッシュ!!(注:宇宙です)
極め付けは宇宙怪獣のどてっぱらめがけて「イナヅマッ!!キイィィィィィィィック!!」。(注:生身です)
粉砕する宇宙怪獣。
(゜Д゜)ポカーン
流石のラルクも呆れるが、バスタービームできっちりトドメをさして終わり。

なんつーか、オナカイッパイ。
前作では考えられない&ありえない展開に始終笑いっぱなしでした。
こんなに面白いとは思わなかった。
ただ、前作を全然踏襲してないよね……。
明らかに別物。
世界観が違うので、トップをねらえ!よりは相当後の展開だと思うんだけどそれでもちょっと……。
つーか、「トップをねらえ!」として発売する必要があったのか!?
完全オリジナルでもイケたんじゃなかろうか。
やっぱネームバリューが欲しかったのかなぁ。
あと、内容がかなり狙い過ぎな感じが否めない。
私的にポロリはいらない。
つーか、やる必要性がわからない。(ヲタ向けだからか!?
まぁ、その辺除いても十分に面白い作品だと思いますけど。


アイキャッチで気づいたこと。
ロゴに「DIE BUSTER」の文字が……。
今作ではダイバスターですか。
ガンバスターの方が響きがカッコいいけど。


なんかトップをねらえ2!を見てたら急にFly High!を思い出し、なおかつ艦長&副長verが頭をよぎる。
だってあれは最高だもんね。(ぇ
矢尾一樹の「翔べ!ガンバスター」も捨てがたいけど。(笑)


ちなみに「いつもの科学講座がない!」とか思ったら解説書の最後に地味に載ってました。
http://www.top2.jp/index.html