ぼくのなつやすみ3日目

今日はかねてから予定していた友人との密会日。
とは言っても足が無いので移動手段は友人任せにするしかない。
紹介しよう。
ここで登場する友人というのは弦さんという芸人なる男性である。
多分弦さんはここ読まないから大々的に芸人と記しておこう、うむ。
それはさておき、車がなければ何も出来ないこの田舎では車が無いというのは痛すぎる。
……とはいってもたまにしか戻ってこない私が車持つのもなんか勿体無いしねぇ。
置くトコも無いし。
まぁそんなわけでタクシーを呼ぶわけですよ、弦さんという名の。
『しかし「これから迎えに上がります。」というメールを最後に彼が現れることは無かった……。』
そんなモノローグはいらないですかそうですか。
いやぁ、でも実際そんな感じだったけどね。
1時間しても来る気配無かったので、事故ったかなと心配になったですよ。
当初は「峠を越えてくる」と言っていたんだ、
あの急カーブを曲がりきれずに激突なんて話も有り得ん話じゃない。
大丈夫だろうか。
そう一瞬心配になったけどすぐに「まぁ良いか」とか思ってるろうに剣心読んでいたら電話が鳴る。
「迷った」
そうだよねー、迷うよねー、なんせ辺鄙な所だからねー。
仕方ないので電話でナビだナビ。
「そこを右な。あっっと!戻れ!バックだ!前の交差点にWAWAWA忘れ物〜♪」
なんて馬鹿なことをその時思いついていれば惑わせることが出来たものを(えー)。
まぁそんなこんなで、まるでコントのように噛み合わないナビを弦さんにしつつようやくご対面。
いきなり疲れたよ。


ダム。
ダムですよダム。
マダムでもガンダムでもノートルダムでもなく単なるダムですが。
以前から「どうせ車で迎えに来るなら、そのままちょっくらドライブDo?」という話をしていたので、
弦さん案内の元、ダムへ行くことに。
いや、ダムへ行きたいって言ったのは私の提案ですが。
なんか巨大なものが観たいと思ったので。
とまぁそんな経緯があって、目的地を「片桐ダム」に定めたわけですよ。
途中、運転中の弦さんの口にTOPPOをわんこそばのごとく有無を言わさず送り込む遊びをしつつ、
車は山の中へと入っていくのでした。

とりあえずですね、猿でしたね、えぇ。
英語言うとSARU。
料金所はどこかなと思いましたよ(サファリパークじゃない)。
野猿との遭遇、マジで驚きです。
可愛い子猿とかもおりまして、集団で移動しとりました。

で、そうこうしているウチに目的の片桐ダムが眼前に迫ってくる。
うおぉぉぉぉ、デケェ。
興奮!興奮!*1
写真の撮り方下手糞だからその凄さが全然お伝え出来ないのが残念ですが、デケェ。
願わくばもうちょっと高い所から見下ろす感じでダムを撮りたかった。

そして決死の思いで身を乗り出し放水口を撮影。
堤頂部は自由に出入りが出来るので、徒歩で中心部まで行ってウォータースライダーのような放水口を撮ったデスよ。
ダム湖で泳いだ後の締めはウォータースライダーでw」なんて馬鹿なことを思いついたりする。
そんで写真小さくしてるので見えないけど、下の所につり橋がかかっています。
そこには「さ る の つ り ば し」と書かれたプレートが付いていたりする。
おおぅ、さっきの猿共がご利用になられるのですね。
やっぱりダムはスケールが違うぜ(猿とはダム関係ないね)。
まぁそんなワケでダム満喫したのでした。
しかし、今思うとなんで小渋ダムじゃなかったんだろう。
今度は小渋ダム行こうぜ、弦さん。


当初の目的地は先ほどの片桐ダムだけだったのですが、
もう一軒回ろうぜ、と観光地のはしごを提案。
田切川付近を案内してもらえることになりました、いぇーい。
まずはシオジ平自然園だ。
行く途中でリアルで「!」の標識を拝めた。
どうやら本気で落石注意らしい。
道なんだか道じゃないんだかワカランところを進んでいくと、なにやら工事中で進めなくなっている。
うぉぉ、この前の大雨の影響なのか?そうなのか?
歩いてはいけそうだけど、装備もロクに無いので仕方なく諦めることに。

何もせずに帰るのも癪なので、延々と伸びる巨大な管を撮影。
治水のためなのか、水道水なのか、よくわからんけど中から轟々と水の音が聞こえた。
新手のウォータースライダーの可能性も捨てきれん。
道を変えて与田切川を下っていくことに。

一見砂漠みたいですが砂浜です。
山なのに砂浜です。
こんなところもあるんですね。
おそらく簡易ダムによってせき止められた砂が堆積して出来たものなんでしょう。
パラソル用意してビーチサンダル履いて水着姿でアハハウフフしてればもう海水浴ですよ。

更に与田切川を下ると、つり橋発見。
近くにこんな場所があったのね。
御座松キャンプ場があって、その傍にこのつり橋が存在。
早速渡るもマジで揺れる揺れる(そこまで激しくないけど)。
ちなみにつり橋が落ちても「ハイパーデラックススペシャルキャノンV2」があるわけではありません*2
いやぁ、良い場所見させてもらいました。
帰りがけに弦さんが「そういえば車乗ってるけど板さん酔わないの?」と突然声をかける。
あれ?そういえば酔い易い上にこんな山道乗ってるのに酔わない、酔わな……ウボァ。
今まで全然酔っていなかったのに「酔」という単語を聞いたら突然気分が悪くなったよ。
わたしゃエクステンデットか?ブロックワードは「酔」か?えぇ!?
よし、私の前で今後「酔」と言うキーワードを言うことを禁ずる。


で、そんなことがあってようやく密会に出席したわけですよ。
途中昼飯にアサリ入りスパゲティ食ったり、しみどうふ買ったりもあったわけですが、書くの面倒(ここまで書いておいて)。
いやぁ、それにしても夏休みらしい夏休みでした。
堪能しすぎ。
反省点として、山に入る装備ではなかったということ。
山用装備で今度もどこか行こうぜ弦さん。


良く考えたら、冒頭で弦さんがここ見てないこと前提で書いてるんだから意味ねーな。

*1:お分かりいただける方のみここでお笑い下さい

*2:聖剣伝説3