む……、無理です。

ゴルゴ31にてちょろっと紹介があったのを見てから気になっていた「ひとひら」。先週の土曜に実は1、2巻を買って読んでいたりする。つーか、コミックハイ!連載なのか。前に「こどものじかん」のコミックカバー付録目当てで1号だけ買ったことあるんだが、そんときにはこんな漫画が連載しているなんて全然気付かなかったなぁ。

ひとひらは「演劇」という題材を取り扱った漫画。でも主人公の麻井麦は極度のあがり症という舞台に立つにはおよそ向かない人種。口癖は「無理です」。そんな恥ずかしがり屋の麻井麦が演劇研究会に誘われてしまい、演劇の主役を任される。ライバルあり、衝突あり、恋あり、笑いあり、涙ありの青春劇。いや、むしろハートフルストーリー。
で、すまん、今日3巻発売日なので買って列車の中で読んでたんだが、目が潤んでた。丁度麦の初舞台となる話がこの3巻に含まれていたんだ。舞台に立つまでのバックボーン*1がしっかりしていただけに、麦が舞台に立って決意をした時にそれらがフラッシュバックしてしまったもんだから、胸にグッと来るものがあった。最近涙腺弱くてホント困るね、うん。派手さは無いけど、緩やかで、それでいて力強さを持ったそんな漫画、それが「ひとひら」。

アニメ化決定だそうな。

アダルト・風俗から便利情報まで発信 ひとひら


*1:合宿でのやり取り等