今更「鉄1〜電車でバトル!〜」で遊ぶ

ニコニコ動画で偶然鉄1のPV見つけてしまって、みんなの反応見ていたら無性にやりたくなってしまった。引っ越す際にダンボールにつめたままだったゲームソフトの中からこいつを見つけ出し、プレイしてみたんだけどこれが楽しい。


当時どうやってこのゲームの存在を知ったか既に忘れてしまったが、少なくとも発売してすぐに買っていたはず。電車でバトルなんて馬鹿げたことをたとえゲームだとしても再現するとは凄すぎるだろ、とか思って。実際買ってからその馬鹿さ加減も手伝ってハマってたし。それに一人でやるより二人で対戦した方がこのゲームは断然面白い。


ルールはシンプルで、とにかく1着でゴールすれば勝ちのレースゲーム。ただ、車ではなく電車なので定められたレールの上を走るしかない。故にいくつものレールと、ポイント切り替えが用意されているので、それを利用して巧みにコース取りをする必要があるわけだ。更に、レール上を走るのでカーブで曲がり切れない時等は「脱線」することもある。流石に転覆まではしないが、レバガチャでのコース復帰が必要だ。最後は駅に停車することでゴールとなるのだが、きちんと停車しないとオーバーランとしてペナルティを喰らう。変なところは「電車」なのだ。


登場する列車はもちろん架空であるが、ジョーバーンJrやケーハーントレイン、ケーヒントーホークJr等、なんかもう昔のFC野球の選手並のネーミングセンスで80種も登場する。列車にはそれぞれ「最高速度・加速・ブレーキ・カーブ・坂道」のパラメータがあり、特色に合わせてそれらのステータス値が設定されている。 ちなみに私の持ち列車はケッキュートレイン。最高速度だけはダンチだぜ。


よく「『電車でD』を地でいくゲームだな」と言われるが、おなじみの複線ドリフトは残念ながら出来ない。ただし、カーブ時にインコースから入ってカーブを抜ける直前にわざと脱線し、ポイント切り替え時の路線を利用してアウトコースに移る、と言ったドリフトもどきはできる。説明するとなんだかややこしいが、実際にやると物凄いスピードでカーブを抜けれるので快感だ。


テーマ曲としてTHE BLUE HEARTSのTRAIN-TRAINを採用しているのも渋い。この曲をバックにオープニングデモが流れるわけだが、一斉に列車がスタートし、爆走をするシーンはシュールすぎて笑えるw


一発ネタとしてはその破壊力は高い「鉄1〜電車でバトル!〜」。中古屋で見つけたら是非一度手にとってプレイしてみて欲しい。


http://eg.nttpub.co.jp/pickup/20010615spe01_01.html


鉄1〜電車でバトル!〜
鉄1〜電車でバトル!〜
posted with amazlet on 07.06.24
シスコンエンタテインメント (2001/07/05)
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