「奇跡のような言葉の群れだ」

密林からようやく「姉ちゃんの詩集」が届いた。入り口の郵便受けからはみ出す形で。流石日通、他の運送業者がやらないことを平然とやってのけるorz
ネットで読んでいるとはいえ、紙媒体で読むのもなかなかオツなものですな。というより、一人でサマーの詩を読んでツッコミを入れている自分がいる。

「サマー」
サマーというあだ名をつけられたんだよ
でも12月生まれだよ

な に が あ っ た w
てな感じで、サマーの純粋な気持ちから生まれた詩に端からツッコんでたら疲れた。ブラックな内容もあるけど、それすらも「純粋」なんだよな。あと、2ch掲載時のレスは無くて正解だったね。最初は欲しいと思ってたけど、完成形のこれ読んだら寧ろ無い方がスッキリしてて、ちゃんとした「詩集」として出来てる。
サマーの書き下ろしエッセイもまた面白い。

私が知らない大勢の人たちが、私の詩を知っている。(私の中では、三十人からが大勢に当てはまります。)

誰も大勢の定義を聞いちゃいねーよw流石これだけの独特な詩を書いただけはある。エッセイだけでも読む価値あると思う。
そして最後を締めるのがロッテのあとがき。ルイーゼがサマーの詩をネットに公開したことをロッテに相談した際に、「守るべきプライバシーがある」と言ってロッテが思い切りルイーゼに往復ビンタをしていたってエピソードを読んだ時には驚いた。そんなことがあったのかよ。あんまりルイーゼを責めないでくれ、彼の功績が無ければ今この詩集は手元に無いんだ。
読んでる時間が凄い楽しかった。これからもサマーが自分の気持ちに正直な詩を書き続けて欲しいと思ったそんなクリスマス。
バーン!!ザ・エンド!

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